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サント・トーマス大学 看護学部より先生方の来学

    12月7日から9日の3日間、本学にとって初の海外からのお客様として、フィリピンのマニラにあるサント・トーマス大学から、とても穏やかな感じのコルテス先生と颯爽とした姿のナビダット先生をお迎えしました。

    サント・トーマス大学(以下UST)は、1611年スペイン統治下に開学したアジア最古の私立大学で、開学時からの歴史的建造物が美しく、ローマ教皇が何度も訪問されているほどです。看護学部だけで1学年400人の学生を抱え、看護師国家試験合格率は国内トップクラスで、大学全体で4万人以上の学生が学んでいます。山田理事長、近田学長、前田学部長、高木事務局長への表敬訪問の後、認定こども幼稚園、看護大学内をご案内しました。看護大学では、ちょうど基盤看護技術の演習中で洗髪の演習を見学され、学生の初々しい姿と最新設備に感心されていました。

    初日は1Fの交流ホールで教職員33名が参加して、手作りの歓迎会を開催しました。全員が身振り手振りも交えて楽しい会話に花が咲き、教員が自ら切り分けてご用意した県産の梨と柿がお二人ともとても気に入ったご様子でした。

    翌日はJRの特急を使って松江と足立美術館へご案内しました。途中、車掌さんが鬼太郎電車カードをプレゼントしてくださるなどの親切に触れ(お二人とも、なんと鬼太郎はテレビで見たそうで、さらにコナンもご存知でした!)、コルテス先生は松江城で、映画の中の話ではなく本当に武士が存在したのだと驚かれ、ナビダット先生はフィリピンの木の葉は常緑だからと、美しい紅葉に感激され、さかんに写真を撮ってらっしゃいました。

    9日は、両先生の講演会を学生向けに開催しました。ナビダット先生のお話は、植物抽出物の糖尿病への効果をみる報告で高度な内容(しかも英語!)ながらも、学生は一部授業で習得した医学用語が出てきて喜びを感じながら、一生懸命耳を傾けていました。グローバル社会で看護師としてスタートする彼らにとって、貴重な経験であったと思います。コルテス先生による大学紹介ビデオは、マンモス校のスポーツやイベントの様子は規模が大きくて迫力があり、「いいなあ~」といった声も聴かれていました。

    その後、倉吉市内の伝統地区白壁土蔵群の散策後、その一角にある「飛鳥」で送別会を行い、日本料理のお品書きをいろんな表現で説明しながら楽しく和やかに過ごしました。先生方からは、鳥取看護大学のパイオニアである皆さんには、将来のためにぜひ頑張ってほしいとご挨拶をいただきました。創立404年のアジア最古の大学の先生方の訪問は、暖かい励ましが伝わる3日間でした。

     

    ▽歓迎会での集合写真

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    ▽技術演習に参加して学生さんと

     

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    ▽学長と学部長へ表敬訪問

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    ▽ナビダット先生のご講演

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