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「まち」とつながる まちの保健室での学び

    大学から地域へ飛び出して健康維持に応える
    誰でも気軽に立ち寄れる健康相談と交流の場
    「まちの保健室」は、教員と学生、地域のボランティアが協力して取り組む、健康相談と交流の場です。
    学校の保健室のように誰でも気軽に来られて、学生や来られた方たちとお喋りをしながら血圧や骨密度などの測定を行い、健康チェックや日ごろ気になることを相談いただけます。
    毎月第3水曜日に本学の交流ホールで、週末や休日に地区公民館などで実施するほか、母子・父子 を対象とした開催もあります。
    地域の健康づくりの場・交流の場で「地域に向き合い、寄り添う力」を育む
    「まちの保健室」は、地域のみなさまの健康づくりの場であり、いきがい(生き甲斐、行き甲斐)の場となることをめざし、新型コロナ禍においては、専門職としての看護の知識をもとに感染管理に十分留意して、参加される方にていねいにかかわることを大切にしています。
    学生のみなさんは、それぞれの学習状況に応じて参加し、地域で暮らす住民の方々とふれあい、経験を重ね、「地域とのつながり」を実感するなかで学びます。新型コロナ禍においても、看護職として感染管理をどのように実践するのか、参加される方に安心していただけるように、真摯に取り組んでいます。地域で暮らす方と交流し、コミュニケーションにより、生活を知り、ともに生活や健康について考える健康づくりの場である「まちの保健室」は、学びの教室でもあります。「まちの保健室」での経験は、「地域に向き合い、寄り添う力」を育み、地域とともに歩む看護職としての未来を拓いていきます。
    基盤看護学領域 教授 古都 昌子
    気づきを与えてくれた地域の方々に感謝
    「まちの保健室」は、教科書にはない現状を学べると期待していました。地域の方々は、さまざまな思いで来場されます。健康を維持して孫の成長を見たい、夫の病を理解したい。同じ病でも抱える背景や心情はそれぞれだと話をうかがって気付きました。その一人ひとりの心に向き合い、いい影響を与えられる人になりたい。新たな指針をいただけた地域のみなさんに、感謝しています。
    看護学部看護学科 Iさん(島根県出身)
    「地域を知る」ことを教えていただけた
    初めての「まちの保健室」は、倉吉市郊外の公民館でした。血圧や体脂肪などの測定を手伝いながら、積極的に話しかけて地域や健康についてうかがいました。その土地でどんな風に過ごし、何に困り、良い点は何か。倉吉市内に住む私にも新鮮な内容が多く、これが「地域を知る」ことかとハッとしました。地元で看護師として働くのが夢なので、今後も多くを学ばせていただきたいです。
    看護学部看護学科 Oさん(鳥取県出身)

    まめんなかえ師範塾

    地域の健康づくりリーダーとともに「まちの保健室」に取り組みます!
    鳥取看護大学では、地域貢献活動として、県内各地で健康づくりを行うリーダーを養成する「まめんなかえ師範塾」を開講しています。この研修を修了した「まめんなかえ師範塾生」の活動のフィールドのひとつが、「まちの保健室」です。学生は、年齢や経歴がさまざまな地域の方々とともに、スタッフとして「まちの保健室」活動に取り組む体験をとおして、コミュニケーション力を高め、地域理解を深めていきます。

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