鳥取看護大学開学1周年記念講演会を開催しました
平成28年11月26日(土)、聖路加国際大学大学院看護研究科長の教授 萱間真美 先生をお迎えし、開学1周年記念講演会を開催いたしました。
会場は、学生、教職員、後援会のみなさま、実習指導者様など256名と、大勢の方で賑いました。
地域に根ざした看護をめざす鳥取看護大学の1周年記念に、ふさわしい先生と内容の講義でした。
会場は、学生、教職員、後援会のみなさま、実習指導者様など256名と、大勢の方で賑いました。
地域に根ざした看護をめざす鳥取看護大学の1周年記念に、ふさわしい先生と内容の講義でした。
▽開会のあいさつ 山田修平 理事長

▽開会のあいさつ 近田敬子 学長

▽講演会の様子

受付には、学生・赤十字奉仕団・各領域の一年の活動の軌跡を展示し、来場者のみなさまにご覧いただくことができました。
▽受付の様子

▽赤十字奉仕団の軌跡

▽各領域・学生の軌跡

萱間先生は、精神看護学の訪問看護を特にご専門としておられる、日本の精神看護学のリーダーとしてご活躍中の先生です。「生活と心のケア~ストレングスモデルの看護への活用~」と題して講演していただきました。ストレングスモデルとは、先生がご提唱・実践をしておられる、「ストレングマッピングシート」を用いて行われるケアの方法です。今までの看護のように、困った問題を見つけて解決するばかりではなく、本当にその人が求めているもの、その人の強みを生かす方法を見つけて提供するケアについて、お話しをいただきました。現在この方法は、訪問看護をはじめ、看護界全般に活用され始めていますが、看護にとどまらず、自分自身や家族・同僚・友人など日常の生活の中でも活かせる方法です。
▽講演会場の様子(「まりも」の説明中)

▽熱心に講義くださる萱間先生

学生たちも、熱心にメモを取りながら講演に聞き入っておりました。そして、それ以上に指導者のみなさまの前のめりになっての聴講姿に、講演内容とともに萱間先生の魅力を感じさせられました。
▽講義後に質問をする学生

高齢化率が進み、医療の地域移行化が軌道にのることが早急に求められる鳥取県において、本日のご講義は、今後に生かすべき内容の多いものでした。先生からうかがった「まりも」のように、常に再生し続けていきたいと思いました。
萱間先生には、貴重な機会とご縁をいただき、大変感謝しております。本当にありがとうございました。
そして、開催にあたりまして、後援会のみなさまには大変なご支援をいただきました。本当にありがとうございます。私たち教員一同、この学びを、学生の教育に、地域医療の実践に、役立てていきたいと考えております。
▽開学までの様子をまとめたDVDの鑑賞の様子

どうぞみなさま、今後も引き続き、鳥取看護大学をよろしくお願いいたします。
