平成28年度 第3回公開講座を開催しました
今年度の鳥取看護大学・鳥取短期大学公開講座は、「倉吉を創る~地域づくりは人づくりから~」を総合テーマに全7回を予定しています。
平成28年7月8日(金)、第3回公開講座を倉吉交流プラザ視聴覚ホールにおいて開催し、55名の受講者がありました。
今回の講座は、鳥取短期大学生活学科食物栄養専攻の横山弥枝助教による「なぜだろう 食べものの好ききらい ~大人になると好きになる不思議~」。
脳と身体の仕組みから、健康的な食生活についての講演が行われました。
わたしたち人間の味覚は生後3~5か月ごろから発達し、嗜好(食べものの好き嫌い)は3歳以降に形成されます。つまり、子どもの生涯にわたる食習慣の形成には、家族というコミュニティで経験する食事のパターンや味付けなどが大きく影響するのです。講座では、望ましい嗜好形成に大切なこととして、離乳期・幼児期をとおして楽しく豊かな食事経験を積み重ねること、多くの食べものや調理法を経験させること、なるべく薄味に調理し、素材そのものの味覚情報を脳に蓄積させること、などが指摘されました。
さらに、最新の時間生物学・栄養学の研究成果から、朝食の重要性、健康的な食事方法やタイミング、食生活チェックなど、科学的データに基づいてすぐに役立つ食事の知識が紹介されました。
受講者は、食生活についての意識の高い方も多く、会場での質疑応答も活発に行われ、受講後には
平成28年7月8日(金)、第3回公開講座を倉吉交流プラザ視聴覚ホールにおいて開催し、55名の受講者がありました。
今回の講座は、鳥取短期大学生活学科食物栄養専攻の横山弥枝助教による「なぜだろう 食べものの好ききらい ~大人になると好きになる不思議~」。
脳と身体の仕組みから、健康的な食生活についての講演が行われました。
わたしたち人間の味覚は生後3~5か月ごろから発達し、嗜好(食べものの好き嫌い)は3歳以降に形成されます。つまり、子どもの生涯にわたる食習慣の形成には、家族というコミュニティで経験する食事のパターンや味付けなどが大きく影響するのです。講座では、望ましい嗜好形成に大切なこととして、離乳期・幼児期をとおして楽しく豊かな食事経験を積み重ねること、多くの食べものや調理法を経験させること、なるべく薄味に調理し、素材そのものの味覚情報を脳に蓄積させること、などが指摘されました。
さらに、最新の時間生物学・栄養学の研究成果から、朝食の重要性、健康的な食事方法やタイミング、食生活チェックなど、科学的データに基づいてすぐに役立つ食事の知識が紹介されました。
受講者は、食生活についての意識の高い方も多く、会場での質疑応答も活発に行われ、受講後には
- 自分や家族の食生活に大変参考になりました。
- 朝ごはん等で、なるべくカルシウム・ミネラルを子どもに取らせたいと思いました。
- 朝食の大切さ、一日の食生活がよくわかりました。友人にも話したいと思います。
などのコメントが寄せられました。
この講座は鳥取県民カレッジ連携講座です。
受講料は無料です。
多くのみなさまのご参加をお待ちしております。
★次回は、7月22日(金)13時30分から倉吉交流プラザ視聴覚ホールにて行います。
テーマは「ことばで広がる心の世界」、講師は鳥取看護大学 土居裕美子教授です。
▽講師の横山弥枝先生

▽会場の様子


お問い合わせ先
鳥取看護大学・鳥取短期大学 グローカルセンター
所在地:〒682-8555 鳥取県倉吉市福庭854
TEL:0858-27-0107
FAX:0858-26-9138
E-mail:glocal@cygnus.ac.jp