鳥取看護大学開学記念式典・感謝の集いを開催しました

平成27年5月9日（土）、鳥取看護大学開学記念式典・感謝の集いを開催いたしました。
式には、看護大学棟・学生寮・給食管理実習棟の建設事業者、行政、経済界、看護・医療・福祉、学校関係者、地域の方々など約240名にお越しいただきました。

はじめに、山田修平理事長が鳥取看護大学設立の経緯を述べたあと、「みなさまのご支援のおかげで鳥取看護大学をスタートすることができました。理念に基づく看護師をしっかりと育んでいくこと、この鳥取県で働くことに喜びと誇りをもつ看護師を育んでいくことが、みなさまのご支援・ご協力へのお返しになると思います。 鳥取看護大学を、現任の看護職の方の学びの場にすること、まちの保健室で教員や学生が地域に出て地域と交流しながらお役に立つこと。こうしたことも地域とともにある大学であると思います。みなさまとともにある大学。みなさまにおつくりいただいた大学。みなさまに『鳥取看護大学ができて良かった』と思われる大学づくりをしていきたいと思います。本当にどうもありがとうございました。そして、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます」と感謝の言葉とこれからの決意を述べました。

次に、来賓の平井伸治鳥取県知事より、「毎年、県内では150名近い看護の学生が養成されているが、それでも毎年約200名の看護職の人材が不足している。少子高齢化の時代、このギャップを埋める力強い存在となるのが鳥取看護大学。みなさまのご支援とご協力のもとで本学が発展していくことを願っている。そして、本学を巣立っていく人たちが、大いなる人生にはばたき、地域の医療に貢献されることを願っています」とお祝いの言葉を賜りました。

つづいて、石田耕太郎倉吉市長より、「鳥取看護大学は、たくさんの地域の支援のもとで開学できたものだと思います。キャンパスのなかに閉じこもらず、地域のみなさまと歩んでいくことが、自らの成長につながるという意識を持って学校生活を送ってほしい。 鳥取県中部地域にとって、鳥取看護大学は大事な機関。定住のひとつの基盤になると思う。まちの拠点や地域のシンボルといったさまざまな機能を期待しながら、成長を見守り、みなさまとともに我々も歩んでいきたいと思います」と祝辞を賜りました。

次に、近田敬子学長、前田隆子学部長が教育の特色を、荒井優入試広報部長がシンボルマークを紹介しました。

そして、鳥取看護大学棟、学生寮、給食管理実習棟の建設において、大変ご尽力いただいた事業者の方に感謝状を贈呈しました。

鳥取短期大学幼児教育保育学科　白石由美子教授による学科独唱で式を終えました。

式典後には、鳥取看護大学棟１階交流ホールに会場を移し、「感謝の集い」を催しました。

はじめに、近田学長より「学生たちは一生懸命に、積極的に、そして、前向きにこの大学をともにつくっていこうと、歩んでくれています。地域のみなさまの力を借りながら、これからも学習をすすめていきたいと考えています。よろしくお願い申し上げます」と挨拶。

次に、鳥取短期大学幼児教育保育学科の学生が「うたのおにいさんおねえさんスマイルコンサート」を、鳥取看護大学の学生がダンスと学歌を披露しました。これは、学生たちが自ら手を挙げて参加したものです。

最後に、高木事務局長より、「教職員一同、一生懸命心を込めて、今以上に学生の夢や希望が叶うよう、しっかりとサポートしていきます。今後ともよろしくお願いいたします」と謝辞を述べ、感謝の集いを終了しました。

感謝の集い終了後には、鳥取看護大学棟の見学会を行いました。新しく開放的な学び舎で、これからどんな学生が育っていくのかみなさん楽しみにされていました。