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「情報的健康スクールキャラバン」が開催されました

令和7年11月12日(水)、本学 交流センター中講義室にて、鳥取県デジタル局主催の「情報的健康スクールキャラバン」が開催され、鳥取看護大学・鳥取短期大学あわせて35名の学生が参加しました。このキャラバンは、情報を見極めることの重要性を「食」に例えてわかりやすく伝える「情報的健康とっとりプロジェクト」の一環で、情報リテラシーの向上を目的としたワークショップがおこなわれました。

学生たちは、はじめに「情報的健康」についての説明を受けた後、株式会社Classroom Adventure(慶應義塾大学の学生によるスタートアップ企業)が提供するメディア・リテラシープログラム「レイのブログ」を体験しました。このプログラムは、謎解き形式でAIによるフェイク情報を見抜くゲームで、学生たちはグループに分かれてインターネット検索を活用しながら、情報の真偽を検証する「ファクトチェック」のスキルを学びました。

さらに、生成AIによって偽の画像や動画が作成される様子を実際に目にすることで、AIフェイクの仕組みや特徴について理解を深めました。

最後は「情報的健康」をテーマにした啓発動画のアイデアソンがおこなわれ、学生たちからさまざまなアイデアが飛び出しました。

今回のキャラバンは、学生たちにとって情報との向き合い方を改めて考える貴重な機会となり、情報があふれる現代社会において、その真偽を検証する力の重要性を実感する時間となりました。

【学生たちの感想】
・情報やAIについて、ゲームを通して楽しく学ぶことができた。

・今回のワークショップは、情報リテラシーについて改めて考えるきっかけになった。普段、インターネット上の情報はよほど荒唐無稽な内容でない限り軽く信じてしまうことが多いが、実際にはその情報が正しいかどうかを自分で確かめる力が必要だと感じた。

・ファクトチェックをゲーム形式で体験できてかなり楽しかった。と同時に、AIの生成能力がかなり進化してきていること、ショート動画には誤った情報も多いことなどを身をもって体感し恐くなった。ドメイン名についても何となく苦手分野であまり確認できていなかったが、今後はしっかり見極めたいと思った。

・スマホを使った謎解きゲームという形式を用いることで、若い世代にも関心を促しやすくなっていた。AIやショート動画など手軽に情報を得られるものほど特に注意しなければならないことを、この世代に伝えるのに有効だと思う。

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