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[学長通信vol.10] 仕事の中で「面白がり、楽しむ」ことを試みてみよう

幕末の志士である高杉晋作の辞世の句に次のような言葉がある。‘おもしろき こともなき世を おもしろく’。これは混乱の世を生きるには、「面白がる」という力が必要だという意味のようである。「面白がり、楽しむ」ことは、いつの時代でも大事なキーワードであるようで、私が未知の世界に飛び込むとき、そして困難感を口にしたときなどに、尊敬する同僚からのアドバイスは、決まって‘面白がったら?’‘それを楽しんでください‼’であった。この大変な状況の中で、何をどのように楽しむのだろうかと、思案したことがある。
人それぞれではあると思うが、私の今の結論を述べてみる。教育の場にいる現在、先のことに《期待》をかけ、そうなるように《心がけ》、《行動化に努力》する。結果の良し悪しにこだわるのではなく、その努力の過程こそが面白く楽しいように思われる。例えば、鳥取看護大学がしっかりと鳥取(倉吉)に根づき、看護大学マインドをもった卒業生がこの地の看護力の一員になってくれることに期待し、そのために看護の資質の向上に貢献できるような看護基礎教育・継続教育に心がけ、ワクワクドキドキしながら検討を重ねて前進することに楽しさがあると思われる。学生および卒業生の変化・成長の姿を垣間見る瞬間が嬉しく、何よりも私が楽しく生きることになっている。
なお、めざす方向が定まり、ぶれなくなると、面白くなるのではないだろうか。このように考えると、長い職業生活の中で各々の節目で楽しむ事柄は変わってくると思われる。大変な日々の中でこそ、ぜひ身近な事で楽しむことを試みてほしい。
鳥取看護大学
学長 近田 敬子
(2019年11月11日掲載)

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