平成30年度 鳥取看護大学・鳥取短期大学公開講座
今年度のテーマ
学び続けて生きる
~自然から学ぶ・人から学ぶ・地域から学ぶ~
鳥取看護大学・鳥取短期大学は、地域に開かれた大学として、地域の方々の生涯学び続けたい という気持ちに応えていきます。今年度は、「学び続けて生きる」をテーマとし、自然・人との 関わり・地域・文化など、本学の専門的学術的な知見を切り口に一緒に学びましょう。
対象者 | どなたでも参加できます |
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開講時期 | 平成30年6月15日(金)~8月17日(金) |
開講回数 | 全5回 |
開講時間 | 13:30~15:00 |
開催会場 | 倉吉交流プラザ 視聴覚ホール 所在地:倉吉市駄経寺町187-1 TEL:0858-47-1181 |
受講料 | 無料 |
備考 | 本講座は、とっとり県民カレッジ連携講座です |

講演の概要
回 | 日時・会場 | テーマ・講師 |
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1 | 6月15日(金) 13:30~15:00 ≪開講式≫ |
テーマ:『「食べる」から学ぶ ~食塩のとりかたを考える~』 講師:野津 あきこ(鳥取短期大学 生活学科食物栄養専攻 教授) 食べることは生きること。食べ物がおいしいと幸せな気分になれます。ただし、健康的に食べるためには、頭で考えて食べることも大切です。例えば「血圧」は、年をとってから急に上がるのではなく、30歳くらいから徐々に上がっていきます。長い間に食べた食塩が、加齢による血圧の上昇に大きく影響を及ぼすことがわかっています。「食塩」のとりかたについて一緒に考えてみましょう。 |
2 | 6月29日(金) 13:30~15:00 |
テーマ:『芸術を通した地域づくり』 講師:前田 夏樹(鳥取短期大学 生活学科住居・デザイン専攻 准教授) 近年、全国では数年に一度の大規模な芸術祭から地域の小さな活動まで、大小さまざまな形態の芸術活動が行われています。これらの活動は地域の中での新たなコミュニケーションを形成し、また地域の魅力を高めるなど地域づくりの一助となっています。本講座では、全国の活動事例を紹介しながら、芸術を通した地域づくりについて考えてみます。 |
3 | 7月20日(金) 13:30~15:00 |
鳥取短期大学絣美術館20周年・絣研究室30周年記念事業 テーマ:『琉球の絣』 講師:與那嶺 一子(沖縄県立博物館・美術館 主幹) 琉球王国時代に育まれた絣織物は、今も沖縄の島々でその技が継承されています。長い歴史の中で受け継がれてきた琉球の絣の素材や技法をはじめとして、多様な絣の世界とその魅力を紹介します。なお、この講座は、鳥取短期大学絣美術館20周年・絣研究室30周年記念事業の一環として行います。 |
4 | 8月3日(金) 13:30~15:00 |
テーマ:『「支え合い」を学ぶ ~人間らしく生きるために~』 講師:井手添 陽子(鳥取短期大学 幼児教育保育学科 准教授) 人が人間らしく生きるために、人とのかかわりは不可欠です。ところが、以前はごく当たり前に行われていた隣近所をはじめ、人とのかかわりが減り「関係の希薄化」が課題となっています。今一度、「人とかかわる」意味を問い、今求められている地域社会における「支え合い」について 私たちにできることは何か、一緒に考えてみましょう。 |
5 | 8月17日(金) 13:30~15:00 ≪閉講式≫ |
テーマ:『つながりを紡ぐ幸せの健康づくり』 講師:矢倉 紀子(鳥取看護大学 看護学部 看護学科 教授) 我が国は世界第二位の長寿国となりましたが、健康寿命との開きは10年程度あります。この健康寿命を延ばすには、病気がよくなる⇔悪くなるというベクトルだけでなく、今ある状態のままで生きがいを感じ元気に生きるという方向のベクトルを持つことが大切です。そのためには医療の専門家だけでは限界があり、一番のコツは地域でのつながりを広く・深く・太くしていくことです。そのコツについて具体的に皆様と一緒に考えてみたいと思います。 |

チラシ
■平成30年度公開講座のチラシをダウンロードする [pdf:2MB]
お問い合わせ先
鳥取看護大学・鳥取短期大学 グローカルセンター
所在地:〒682-8555 鳥取県倉吉市福庭854
TEL:0858-27-0107
FAX:0858-26-9138
E-mail:glocal@cygnus.ac.jp