令和6年度「まめんなかえミーティング」を開催しました

令和7年3月13日(木)13時から、令和6年度の「まめんなかえミーティング」を開催しました。「まめんなかえミーティング」は、鳥取看護大学の「まちの保健室」において活動している住民ボランティアである「まめんなかえ師範」が、一年に一度集い語らう場です。
第9回目である今回は、始めに教員3名から今年度の「まちの保健室」の取り組みを報告しました。年間の開催数や参加者数などのデータを用いて説明を行い、1年間頑張ってきたことの軌跡を共有しました。また、大学祭での「わくわくまちの保健室」や新たな人材を養成する「まめんなかえ師範塾」についても説明しました。その後、今回の目玉企画である、臨床美術士として活動している井澤ゆうかさんを講師として、クリニカルアートに向き合いました。参加者は18名と教職員でした。始めるまでは、アートに対する自信のなさから、後ずさりしたくなる気持ちが少なからずある方が多かったようでした。やや緊張した面持ちで向き合いましたが、井澤さんの説明を聞きながら始めると「おもしろい」「楽しい」という言葉が自然と溢れ出ました。さらに今回は、個人でアート作品を仕上げるのではなく、一筆ずつ、描いた作品を仲間と交換し合いながら一緒に作り上げていきました。その過程では、取りかかる前に教えていただいた、クリニカルアートで大事なことの5つ「ちがうと言わない」「うまいと言わない」「急がせない」などの約束事を意識しなくても、自然とその行動がとれていました。仲間に伝える言葉は「ここの線は勢いがあっていいね。力強さを感じるね」とか「この色あいや塗り方が素敵」などであり、作品の個性を褒め合いました。言われた人はあたたかい気持ちになり、そのことがその人の存在自体を認める姿勢になることを実感しました。最後は、できあがった個人の作品に書かれた線をつなげて参加者全員のアート作品ができあがりました。鳥取看護大学の「まちの保健室」が始まって今年度で10周年を迎えましたが、不思議なことにできあがった作品は数字の10のように見えました。これまで、ともに歩んでこられたことに感謝の気持ちが膨らむ貴重な体験となりました。
自分と他者に向き合いながら脳をフル活用し無心でアートを楽しんだあとは、コーヒータイムを堪能しました。倉吉市のカフェ店主さんが特別に出店して、その場でコーヒーを淹れてくださり、希望者は特製どら焼きもいただきました。店主の方のお人柄と、まろやかな優しい味に触れ、リラックスできました。今回の「まめんなかえミーティング」では、クリニカルアートとコーヒーで五感を存分に刺激され、クリエイティブで豊かな時間が「まめんなかえ師範」同士の交流を促進してくれました。今後も『「まちの保健室」をとおして、つながる・学ぶ・やってみる。地域で自分らしく活動しよう!』を合言葉に、多くの仲間が集い、まめんなかえ師範の未来につながる交流の機会となるよう、創意工夫していきたいと考えています。みなさん、ありがとうございました。
第9回目である今回は、始めに教員3名から今年度の「まちの保健室」の取り組みを報告しました。年間の開催数や参加者数などのデータを用いて説明を行い、1年間頑張ってきたことの軌跡を共有しました。また、大学祭での「わくわくまちの保健室」や新たな人材を養成する「まめんなかえ師範塾」についても説明しました。その後、今回の目玉企画である、臨床美術士として活動している井澤ゆうかさんを講師として、クリニカルアートに向き合いました。参加者は18名と教職員でした。始めるまでは、アートに対する自信のなさから、後ずさりしたくなる気持ちが少なからずある方が多かったようでした。やや緊張した面持ちで向き合いましたが、井澤さんの説明を聞きながら始めると「おもしろい」「楽しい」という言葉が自然と溢れ出ました。さらに今回は、個人でアート作品を仕上げるのではなく、一筆ずつ、描いた作品を仲間と交換し合いながら一緒に作り上げていきました。その過程では、取りかかる前に教えていただいた、クリニカルアートで大事なことの5つ「ちがうと言わない」「うまいと言わない」「急がせない」などの約束事を意識しなくても、自然とその行動がとれていました。仲間に伝える言葉は「ここの線は勢いがあっていいね。力強さを感じるね」とか「この色あいや塗り方が素敵」などであり、作品の個性を褒め合いました。言われた人はあたたかい気持ちになり、そのことがその人の存在自体を認める姿勢になることを実感しました。最後は、できあがった個人の作品に書かれた線をつなげて参加者全員のアート作品ができあがりました。鳥取看護大学の「まちの保健室」が始まって今年度で10周年を迎えましたが、不思議なことにできあがった作品は数字の10のように見えました。これまで、ともに歩んでこられたことに感謝の気持ちが膨らむ貴重な体験となりました。
自分と他者に向き合いながら脳をフル活用し無心でアートを楽しんだあとは、コーヒータイムを堪能しました。倉吉市のカフェ店主さんが特別に出店して、その場でコーヒーを淹れてくださり、希望者は特製どら焼きもいただきました。店主の方のお人柄と、まろやかな優しい味に触れ、リラックスできました。今回の「まめんなかえミーティング」では、クリニカルアートとコーヒーで五感を存分に刺激され、クリエイティブで豊かな時間が「まめんなかえ師範」同士の交流を促進してくれました。今後も『「まちの保健室」をとおして、つながる・学ぶ・やってみる。地域で自分らしく活動しよう!』を合言葉に、多くの仲間が集い、まめんなかえ師範の未来につながる交流の機会となるよう、創意工夫していきたいと考えています。みなさん、ありがとうございました。
