
投稿日:2016.03.17
平成28年3月13日(日)、鳥取市河原町中井で、「いなば西郷むらつくり協議会」と「西郷郵便局」合同企画の、「まちの保健室 IN 西郷」に、出前をしてきました。
△会場前の様子
まちの保健室が、初めて鳥取市へ出かけるということで、平井鳥取県知事、林副知事、健康政策課の、細川課長・盛田課長補佐、窪田鳥取市河原支所長も視察に来られるなど、注目度が高いものでした。
△視察されるみなさま
また、当日は開催の1時間半前に地域のスタッフのみなさまをはじめ、公民館長様、村つくり協議会長様も、準備を済ませ待機してくださいました。本当に、注目度以上に地域の住民の期待の高まりを感じました。
△むらづくり協議会スタッフの皆様
平井知事より、「健康であることは条件である」というお言葉をいただき、近田学長からは、「健康の維持と増進のお手伝いできるような役割の場と考えている」というお言葉をいただきました。
△お言葉を述べられる平井知事
この日は、県と市の保健師さんも1名ずつ参加してくださり、44名の地域の方の健診を、盛況のうち無事に終了しました。当学の学生も3名参加してくれ、地域の方との交流に花を添えてくれました。
△活動中の学生たち
ミニ講演では、「ちょっと気になる認知症の話」と題し、稲田千明助教から、講演と、予防の運動を教わりました。みなさん大変な盛り上がりで運動に取り組まれ、きっと今ごろ西郷地区では「認知症予防トレーニング旋風」が起こっていることと確信しております。
△熱心に講演に聞き入る地域の方々
△予防運動で盛り上がる会場
これからますます健康に過ごせるよう、私たちの活動がお役立に立てれば幸いです。
鳥取看護大学 TEL 0858-27-2800
鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。
地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。