
投稿日:2019.07.02
令和年元年6月30日(日)、湯梨浜町原集会所で「まちの保健室(出前型)」を開催しました。
開催に当たり、地区長さん、民生委員さん、保健師さんが準備をしてくださり、6月最終日の梅雨の蒸し暑い中でしたが、原地区の方々29名が参加され、にぎやかな「まちの保健室」となりました。
今回は、出前型「まちの保健室」定番の身長・体重、体脂肪、血圧、骨密度、健康相談に加えて、血管年齢の測定を行いました。
本学からは、学生9名(1年生2名、3年生7名)を含め、「まめんなかえ師範」5名、教職員など、総勢17名が出向きました。
「ミニ講話」では、本学3年生7名が「のどを鍛えて健康寿命を延ばそう!」というタイトルで、口腔機能と嚥下のメカニズム、口の中および義歯のお手入れ方法、機能低下を防ぐための唾液腺マッサージや舌体操、嚥下体操などを紹介しました。参加されたみなさまは、学生の発表を興味深く聞いてくださり、一緒に体操も行いました。
まだまだ暑い日が続きますが、また、1月に元気にお会いできましたら幸いです。
鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。
地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。