
投稿日:2017.11.01
10月4日(水)から10月12日(木)まで、鳥取県立八頭高等学校において、鳥取大学、鳥取看護大学、鳥取短期大学が連携し、研究紹介パネル展(パネル総数50枚)を開催しました。
このパネル展は、鳥取大学のCOC+事業推進室と入学センターが連携し、大学の魅力発信の一環として、高校側の協力を得て実施している活動です。身近な県内の大学で行われている研究の一端を知ることで、高校生の県内大学への進学意欲の醸成を目的とするものですが、保護者の方々や高校の先生方にも大学での研究をとおして県内大学への理解を深めていただくことも目的としています。
八頭高等学校のホームページには、<「勉強」の先にある「研究」とは>というタイトルで、パネル展の様子が紹介されています。
今後とも、県内各高校での研究パネル開催をとおして、県内高校生の地元高等教育機関への理解と進学意欲が高まればと願っています。
鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。
地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。