地(知)の拠点大学による地方創生推進事業 | COC+

ホーム > 新着情報 > 2019年度第7回「まちの保健室(拠点型)」を開催しました

投稿日:2019.10.23

新着情報

2019年度第7回「まちの保健室(拠点型)」を開催しました

令和元年10月16日(水)、爽やかな晴天のもと、鳥取看護大学にて「まちの保健室」を開催しました。参加者は25名でした。スタッフは、ボランティアは6名、学生は1年生6名、2年生3名で、教職員は5名でした。
今回は、物忘れプログラムのタッチパネルをオプションで実施しました。継続してご参加くださっている方も多く、測定の合間はお話に花が咲き、また学生も参加者さんにいろいろお話を聞かせていただき、和やかな雰囲気でした。ミニ講話は、物忘れプログラムに関連して、「今日から始めるコグニライフ」というテーマで、認知症予防のための生活についてのお話でした。コグニライフは「認知機能を活性化する暮らし」のことで、日々の暮らしの中でやっている料理や家事を、ゲーム感覚で時間を短縮するなど課題を決めて取り組むことや、身体と頭を同時に使うことなど身近にできそうな内容で、参加者の方々は熱心に聴いておられました。
「まちの保健室」では、これからもみなさまのご参加をお待ちしています。

 

まちの保健室

 

まちの保健室

鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。

学長 近田敬子

地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。

理事長 山田修平