
投稿日:2019.07.23
令和元年7月17日(水)、鳥取看護大学の交流ホールで、拠点型「まちの保健室」を開催しました。梅雨の晴れ間でもあり、26名のご参加がありました。
開催前には日本郵便年賀寄付金配分による、「まちの保健室」に利用する車両の贈呈式がありました。「まちの保健室」においでくださったみなさまも贈呈式に参加され、「まちの保健室」活性化に期待の言葉を寄せておられました。
△日本郵便年賀寄付金配分による車両贈呈式
この日は、3年生が「気軽にリラクゼーション」と題した参加型の「ミニ講話」を行い、参加者のみなさまにストレスチェック、呼吸法、筋弛緩法などを実際に体験していただきました。体験後は、「家に帰ってからも続けます」「これならできそうです。ありがとう」などの前向きな言葉をいただき、学生たちは達成感を感じだれたようです。ご協力いただき、ありがとうございました。
△「ミニ講話」中の様子
今回は、「まちの保健室」ボランティア初参加の1年生が5名いましたが、「初めてで不安だったけど、みなさんに助けてもらって、コミュニケーションがたくさんとれました」、「『まめんなかえ師範』の方が、優しく指導してくださって上手くできました」など、多くの学びとともに、やりがいを感じていたようです。
また、「まめんなかえ師範」の方からも、「学生さんが随分成長した」、「忙しいときに、頼りになった。」などの言葉をいただきました。
これからも地域のみなさまとともに、成長していける看護大学生、「まちの保健室」にしていきたいと思います。
どうぞ地域のみなさまの、引き続きのご指導ご支援をよろしくお願いいたします。
鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。
地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。