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投稿日:2019.06.05

新着情報

2019年度第2回「まちの保健室(拠点型)」を開催しました

令和元年5月15日(水)、鳥取看護大学の交流ホールで、拠点型「まちの保健室」を開催しました。5月の風薫る爽やかな日となり、23名の方に来ていただきました。リピーターの方は19名と多く来られ、顔なじみの方同士、和やかに会話を楽しんでいらっしゃいました。
この日の「まちの保健室」では、初めての「ロコタス」を実施しました。「ロコタス」とは、握力、歩行速度などを計測して、その人に合った運動プロブラムを処方するものです。理学療法士の方がボランティアで来てくださり、運動などについて指導してくださいました。
またミニ講話は、本学3年生が「運動をして楽しく生活習慣病を防ごう」というテーマで行いました。サザエさんの歌に合わせて、参加者のみなさんと一緒に体操を行いましたが、みなさん楽しんでくださり、会場は笑顔あふれるひと時となりました。1年生3名も初めて「まちの保健室」に参加しましたが、参加者の方からお話しを聞かせてもらうことができ、良い経験となったようでした。

 

まちの保健室

 

まちの保健室

鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。

学長 近田敬子

地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。

理事長 山田修平