
投稿日:2019.01.23
平成31年1月19日(土)、鳥取市立すくすく保育園にて「まちの保健室」を開催しました。
天候にも恵まれ、41名の方々の参加がありました。
今回は、鳥取市青谷地区保健センターの保健師さんやすくすく保育園の職員の方々のご協力も得ながら、保護者研修会で「まちの保健室」を実施しました。
参加者全員が初めての「まちの保健室」参加でした。参加されたのは、主に保護者の方々でした。日ごろ育児や家庭、仕事などでご自身の身体のことは後回しになっている方もおられると思いますが、今回の「まちの保健室」での測定結果や相談での話を通じて、現状を知り、ご自身の身体のこと、食生活や運動などの生活習慣を見つめなおす機会になったと思います。
保健師さんの講演では、子育てについてのアドバイスもあり、多くの保護者の方々が熱心に聴いておられました。自分が暮らす地域の保健師さんの話をきき、また気軽に相談してみようと思っていただけたと思います。
すくすく保育園の保護者のみなさまありがとうございました。
鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。
地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。