
投稿日:2016.07.21
7月16日(土)・17日(日)、鳥取産業体育館で開催された「スクスク子育てフェスタ」(新日本海新聞社主催)で「まちの保健室」を行いました。「まちの保健室」には、2日間で256名の参加がありました。本学からは、学生16名、まめんなかえ師範修了生2名、地域コーディネーター1名、教員10名で開催し、鳥取市から、保健師さんと栄養士さんが1日ご協力くださいました。
子育て中の若い女性の方の健康相談をする中で、低血圧と健康、授乳期の骨密度と健康・食事との関係についてお伝えする方が多かったのが印象に残りました。子育てを支える土台として子育て世代の住民のみなさまの健康づくりは大切ですし、将来、長く健康に過ごすためにも若い頃から健康づくりが大切ですね。これからも世代を超えて、多くの住民のみなさまに「まちの保健室」が活用していただければと感じた1日でした。
🌼まちの保健室開催に向けて🌼
まちの保健室の開催前、教員や学生ボランティア、まめんなかえ塾修了生がそれぞれの担当に分かれて準備や打ち合わせを行います。
🌼学生による受付と体脂肪測定🌼
看護大学学生2年生を中心に、1.2年生協働で受付や体脂肪測定を実施しました。
🌼鳥取市の保健師さんや栄養士さんに健康相談の協力を得ました🌼
市町村の健診を継続的に受けられるように、健診の窓口ご紹介させていただくとともに、ご健康が気になる住民の方は、市の保健師さんや栄養士さんに引き継がせていただきました。
🌼 学生とまめんなかえ師範修了生の協力🌼
1年生は肌年齢測定、まめんなかえ修了生さんは骨密度測定に一生懸命に取り組んで下さいました。
今年度もまめんなかえ師範塾の塾生の募集が始まりました♪まちの保健室を始めとして地域の健康づくりにご関心のあるかたは、ぜひ大学ホームページをご覧ください。
🌼地域コーディネーターと教員による血圧測定🌼
若い女性の方に貧血や低血圧の方が多いことが気になりました。測定結果を健康相談へと繋げていきます。
本学には、地域との深い繋がりを持つ地域コーディネーターさんが尽力くださっています。今日も、東部地区の地域コーディネーターさんが血圧測定を中心にご協力くださいました。
鳥取看護大学
TEL 0858-27-2800(代)
≫「まちの保健室」の詳細はこちら
鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。
地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。