
投稿日:2017.03.27
平成29年3月20日(月)13時から、ホテルセントパレス倉吉にて第1回まめんなかえミーティングを開催しました。
まめんなかえ師範塾は第1期から第5期まで開講されており、地域への愛情にあふれた活動意欲の高い方々が受講され、66名の修了生が誕生し、すでに「まちの保健室」含めそれぞれの地域で活躍されています。
その方々達より、鳥取看護大学でともに学んだ仲間として、さらに志同じくして地域でボランティアをしていく仲間として、助けあい、時に刺激しあい、お互いに学びあう場所がほしいという希望があり、第1回まめんなかえミーティングが開催されました。
当日は鳥取県保健福祉部健康医療局 健康政策課長の影山様、まめんなかえ師範塾修了生24名とご家族1名、教育人材サポーター登録者1名、鳥取看護大学教職員7名が参加しました。
影山課長、近田学長にごあいさつを頂戴して開会しました。
修了生たちの希望を受けて、「接遇」に関する講義を鳥取看護大学 中川康江准教授が行いました。このプログラムは修了生のフォローアップ研修となっており、ボランティアとしてのマナーはもちろんのこと、人として人と関わるときのマナーと笑顔の大切さを学びました。
その後1期生から5期生の活動報告を行いました。
各期の代表者が実際の活動の内容を発表してくださり、真剣に聞き入る修了生の姿がとても印象的でした。
2日前に受講を終えたばかりの5期の修了生は、5期生のテーマソング「糸」をギター演奏とともに披露し、会場全員で合唱しました。絆を感じられた素敵なひと時でした。
次に、1期生から5期生まで各期に分かれ、今後の活動や横のつながりのための連絡方法などを話し合ました。
お会いするのが師範塾の受講以来という方もおられましたが、ともに学んだ修了生として和気あいあいと情報交換をされていました。
各期の代表者が今後の活動について話し合ったことを発表し、修了生全員で共有しました。
修了生が今後の活動への意欲を確認し高めあい、笑顔のあふれるまめんなかえミーティングが終了しました。
その後、本日の記念に集合写真を撮りました。
鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。
地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。