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投稿日:2019.02.22

新着情報

平成31年2月15日(金)、北谷公民館にて「まちの保健室」を行いました

平成31年2月15日(金)、北谷公民館(倉吉市福本)にて「まちの保健室」を開催しました。
北谷公民館では、倉吉市公民館研究指定事業として、「ぬのこ谷楽級」に取り組まれています。その3年間に渡るさまざまな活動の総まとめであるシンポジウムが行われ、それに合わせての開催でした。試験期間中でしたが、3年生が2名参加し活躍してくれました。 最初に、食生活改善推進員の方々による昼食の提供があり、栄養満点で美味しい昼食をみんなで和やかにいただきました。メニューのレシピも配られ、家でも作ってみたくなりました。
その後、「まちの保健室」を行いました。30名の方がご参加くださり、うち20名の方は以前にもご参加くださった方々でした。今回の目玉は血管年齢測定(簡易式)で、オプションとして希望者に行う予定でしたが、全員の方が測定され、住民の関心の高さを実感しました。食事を一緒に摂ることで場が和んだこともあり、参加者同士で待ち時間も会話が弾んでにぎやかでした。健康相談の時にも笑顔でご自分のことを語ってくださり、とてもリラックスした雰囲気でした。
「まちの保健室」終了後にシンポジウムが行われ、3年間の振り返りとパネリスト4名による「北谷で生ききる」をテーマにした講演が行われました。今まで行われた「ぬのこ谷楽級」の内容や地域住民の健康、健診受診率など、どれも興味深く、参加者の方々も真剣に聞いておられたのが印象的でした。北谷で生ききるための具体的なポイントをそれぞれの立場でお話しされ、健康を維持するうえでの参考になる内容でした。
これからも、「まちの保健室」を通して、地域の方々の健康な生活を応援させていただけるよう、がんばっていきます。

 

まちの保健室

 

まちの保健室

 

まちの保健室

 

まちの保健室

鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。

学長 近田敬子

地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。

理事長 山田修平