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投稿日:2019.03.07

新着情報

いなば西郷地区公民館で「まちの保健室」を開催しました!

平成31年3月2日(土)、春を感じる陽気のもと、いなば西郷地区公民館(鳥取県河原町)にて「まちの保健室」を開催しました。本地区での「まちの保健室」は、毎年2回のペースで開催をさせていただき、今年で4年目。今回は、26名の参加がありました。本学より1年生3名、2年生6名の学生が参加しました。
ミニ講話は、今話題の「ロコモティブシンドローム」と「フレイル」~健康寿命を延ばそう!をテーマに藤井麻帆先生(本学)により行われました。あまり聞きなれない「ロコモティブ・・・」「フレイル」という言葉の説明、骨量を保つ日々の心がけや「ロコチェック」として自分の運動の程度のセルフチェックなどに、参加のみなさんが真剣に聞き入っておられました。そして、リズミカルな音楽をバックに、座ったまま行えるエクササイズとして、THERA BAND(セラバンド)を用いての腕の屈伸、肩と背筋の運動などストレッチ。心身ともにリフレッシュをして終了をしました。
今回の参加者のうち、10名の方々は初めての「まち保」でした。いなば西郷むらづくり協議会様のご協力のもと、西郷地区の方々と楽しい時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。

 

まちの保健室

鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。

学長 近田敬子

地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。

理事長 山田修平