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投稿日:2018.07.25

新着情報

平成30年度 第4回「まちの保健室」(拠点型)を開催しました

夏の土用入りを目前にした7月18日(水)、鳥取看護大学で今年度4回目の拠点型「まちの保健室」を開催しました。今回は、希望された方に、タッチパネルで簡単な質問に答えていただく形の「物忘れ相談プログラム」も実施しました。暑い暑い一日でしたが、20名の参加がありました。「毎日暑いですね~」とお互いを気遣いながらお話が弾みました。

「まちの保健室」初参加の1年生は、それぞれの担当をしっかりと務め、来場者のみなさんと交流することができました。「初めは、自分から話しかけなくては、と緊張していましたが、逆にたくさん話しかけてくださって、うれしくなりました」と、大きな経験になったようです。

今回の「ミニ講話」は「こころとコミュニケーション」。コミュニケーションのあり方は時代や文化によってさまざまです。日本の古典文学を題材に、時空を超えた人のこころのありようについて考える、いつもと少し違った「ミニ講話」となりました。
次回の「まちの保健室」は8月22日(水)です。心からお待ちしています。

 

「まちの保健室」の様子

「まちの保健室」の様子

「まちの保健室」の様子
「まちの保健室」の様子

鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。

学長 近田敬子

地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。

理事長 山田修平