
投稿日:2018.07.25
平成30年7月21日、北栄町土下自治公民館で「まちの保健室」を開催しました。
この「まちの保健室」は、住民の方から開催の要望をいただいて行いました。
食生活改善推進員のみなさんも一緒に参加し、試食コーナーもありました。
参加者は、26名で80歳代の方も多く来ていただきました。
2階が測定会場でしたので階段を上がってこられるなど、とても元気のいい方々でした。
熱中症予防の話は、この時期に気をつけていただきたいことなどを盛り込みました。学生と教員のコラボで行い、みなさんが熱心に聞いていただきました。今回参加した4年生2名には、血圧測定も任せることもでき、さすが4年生と感じました。
参加していただいた住民のみなさまありがとうございました。
鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。
地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。