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投稿日:2020.03.02

新着情報

伯耆しあわせの郷で、子育て支援型「まちの保健室」を行いました

令和元年2月25日(火)、伯耆しあわせの郷で子育て支援型「まちの保健室」を行いました。くもり空ではありましたが、時折やわらかな陽ざしが入り、比較的あたたかな日和でした。お越しいただいたのは、子どもさん連れのお母さん7人でした。

産後のお忙しい中で、ご自分の体に目を向けられるように身長・体重・血圧・体脂肪・骨密度の測定や不安に思っておられることなどの相談をお受けしました。また、「ほっと一息ついてみよう」と題してミニ講話を行いました。同時に倉吉市市役所健康推進課の保健師さんによる育児相談や赤ちゃんの計測、歯科衛生士さんより検査キットを使った虫歯チェックと講話をしていただきました。

赤ちゃん同士が自由に遊びながら、和気あいあいとした雰囲気でした。

お母さん方からは「毎日が目まぐるしいので少しでもゆっくりできてよかった」「自分のことは後回しにしがちだけど、今日は不安に思っていることを相談できてよかった」などのご感想をいただきました。

一緒に運営してくださったまめんなかえ師範の方々や市役所の方々もお母さんや赤ちゃんからパワーをもらい、笑顔あふれるステキな空間となりました。

今後も少しでもみなさまのお役にたてたら嬉しいなと思います。ご来場いただきましたみなさま、ご協力いただきましたみなさま、ありがとうございました!

 

△測定や健康相談の様子

 

△測定や健康相談の様子

 

△ミニ講話中の様子(みんなで手のツボを押しています)

 

△ミニ講話中の様子(みんなで手のツボを押しています)

鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。

学長 近田敬子

地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。

理事長 山田修平