
投稿日:2016.12.04
平成28年11月27日(日)、倉吉市丸山町自治公民館にて「まちの保健室」を開催しました。
教員4名 学生9名、看護職ボランティア1名、まめんなかえ師範塾生2名での開催でした。
あいにくの雨模様で足元の悪いなかではありましたが、22名の方にご参加いただき、終始和やかな「まちの保健室」となりました。参加者の方は、ご自宅で血圧測定を実施されている方がほとんどでした。以前購入して使用していなかった血圧計をお持ちいただき、「これから測定していきたいが使用可能であるか?」というご質問もいただきました。健康意識が高い方が多く、学生たちもインタビューで貴重なご意見をお伺いして、大きな学びを得られたと笑顔が見られました。
ミニ講和のテーマは『排泄のおはなし』で、世界のトイレ事情や排便の重要性や正常・異常の見分け方など、資料を用いてわかりやすい内容でした。参加者のみなさんも熱心に聞いておられました。
このたびの「まちの保健室」開催にあたり、丸山町公民館長に大変なお力添えをいただきました。住民の方の健康を考えて熱心に取り組んでおられるお姿に、地域の健康はこのようにして守られ、発展して行くものであると改めて感じる「まちの保健室」でした。
鳥取看護大学
TEL 0858-27-2800(代)
鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。
地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。