地(知)の拠点大学による地方創生推進事業 | COC+

ホーム > 新着情報 > 「鳥取県4大学間の単位互換に関する包括協定書」の締結式を挙行しました

投稿日:2017.06.20

新着情報

「鳥取県4大学間の単位互換に関する包括協定書」の締結式を挙行しました

6月5日に、鳥取大学において「鳥取県4大学間の単位互換に関する包括協定書」の締結式を行いました。

鳥取看護大学・鳥取短期大学では、鳥取大学を中心とした県内の高等教育機関と連携して「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+事業)」に取り組んでいます。この取組の一つに、「事業協働地域(鳥取県内)が要請する人材を育成するための教育」の構築があります。

このことを実現させるため、この度、県内の4大学(鳥取大学、公立鳥取環境大学、鳥取看護大学、鳥取短期大学)間の交流と協力を振興し、教育課程の充実を図ることを目的として単位互換に関する包括協定を締結しました。大学間の教育資源を提供、補完しあうことによって、学生にとって教育効果の高い、幅広い教養を身に着けることが可能となり、学生の地元定着を継続的に動機付け、県内の企業が求める人材の育成をするための教育をめざしています。

 

17.06.05-単位互換締結式-e1497920232852

鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。

学長 近田敬子

地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。

理事長 山田修平