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投稿日:2019.05.29

新着情報

福祉防災祭りで「まちの保健室」を行いました

令和元年5月25日(土)、全国的に快晴で熱中症が心配なほど気温の高い日でしたが、湯梨浜町で開催された福祉防災祭りで「まちの保健室」を行い、55名の方が足を運んでくださいました。今回の「まちの保健室」では、県内で地域の方々の健康づくりのためのリーダー的役割を担う「まめんなかえ師範塾」のメンバー6名と、鳥取看護大学の1年生6名でペアを組んで活動し、来場者の方々をお待たせすることなくスムーズにテント内の各ブースを回っていただくことができました。また、来場された方々からも「自分の体の事がわかったので、来てよかったです」「血管年齢や骨密度などめったに測ってもらえないのに、今日はありがとうございました」など嬉しい言葉もいただけました。

鳥取看護大学に入学後、初めて「まちの保健室」に参加した1年生6名は、最初は緊張の面持ちでしたが、「まめんなかえ師範塾」のメンバーと言葉を交わすうちに、次第に表情がほぐれ、来場者の方々が測定に来られる頃には笑顔でご案内や説明ができるようになっていました。

 

まちの保健室

まちの保健室

まちの保健室

まちの保健室

鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。

学長 近田敬子

地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。

理事長 山田修平