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投稿日:2019.09.19

新着情報

北栄町六尾構造改善センターにて「まちの保健室(出前型)」を開催しました

令和元年9月14日(土)、北栄町六尾構造改善センターで出前型「まちの保健室」を行いました。
この度は、北栄町健康推進課の保健師、六尾自治会のみなさまと事前に話し合い、地域のご要望を聞きながら一緒に創り上げた「まちの保健室」でした。当日は、教員3名、まめんなかえ師範4名、大学4年生2名でおうかがいしました。地域の方や保健師のご協力のもと、心地よい空気の中で運営できました。ご協力、ありがとうございました!
朝からすっきりとした秋晴れに恵まれ、28名の地域の方がおいでくださいました。今回は、地域のご要望にもとづき、いつもの血圧測定や体脂肪測定、骨密度測定に加え、血管年齢測定も行いました。参加者からは、測定結果を一緒に確認しながら、ご自身の健康について普段から心がけていることや気になることなど、いろいろとお話を聞かせていただくことができました。多くの方にお集まりいただき、ありがとうございました。

 

まちの保健室

 

ミニ講話は、『いすに座ってエクササイズ! 「ロコモティブ・シンドローム」を予防しよう! 』と題し、短時間の講話と、セラバンドを使った運動プログラムを実施しました。音楽をかけて行う運動でたいへん盛り上がり、笑顔と明るい話声のあふれる会となりました。持ち帰っていただいたセラバンドを使って、ご自宅でもロコモ予防運動を続けていただけているといいなと思います。
また、高大連携の取り組みで、倉吉西高校の3年生の生徒さん3名が参加されました。初々しい笑顔で会に花を添えてくれました。地元で行われている「まちの保健室」の活動に参加することをとおして、少しでも、その楽しさや地域での看護の良さが伝わっていればうれしく思います。
これからも北栄町での開催を楽しみにしています。楽しいひとときを、ありがとうございました。

 

まちの保健室

鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。

学長 近田敬子

地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。

理事長 山田修平