
投稿日:2018.05.02
天候に恵まれ春らしい陽気の中、平成30年4月22日(日)に「まちの保健室」を関金つつじ温泉まつりのなかで開催しました。
滞ることなく比較的良いペースで行えたため、和やかな雰囲気で笑いもあり、楽しく行えました。「こういうのがあるといいわー、やっぱり生活を改めようというきっかけになるからねー」という嬉しくなる言葉もいただきました。
「まちの保健室」が、少しでもみなさまの健康づくりのきっかけとなることは、わたしたちの願いのひとつであります。また、その場でお話することで、少し気持ちがほっこりしたり、会話がはずんだり、人と人との出会いの場ともなっていると実感できました。
関金のみなさま、お祭りに参加され立ち寄っていただいたみなさま、またお会いできること楽しみにしております。
鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。
地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。