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投稿日:2018.05.22

新着情報

平成30年度 小鴨公民館で「男のまちの保健室(出前型)」を開催しました

平成30年5月12日(土)13:00~15:00、倉吉市小鴨公民館で今年度初めての出前型「まちの保健室」を開催しました。男性を中心とするいわゆる「男のまちの保健室」として、初めての試みでした。参加者は36名(男性19名、女性17名)、そのうち今回初めて参加された方は26名でした。主催する大学側の担当者は、学生7名を含めて、まめんなかえ師範塾生、地域コーディネーター、教職員など、総勢16名が対応しました。

今回は、いつもおこなう出前型「まちの保健室」の定番として、身長・体重、体脂肪、血圧、骨密度の測定、そして健康相談をおこないました。

天候にも恵まれて、地域住民の男性の方々が(しかも家族(女性)を連れだって)大勢参加されました。お互いに顔見知りの間柄で、活気に満ちた雰囲気のなかで、「まちの保健室」の測定と健康相談を楽しんでおられました。

 

男のまちの保健室

 

最後に、鳥取看護大学看護学部の3年生の男子学生たちが、ミニ講話「ちょっと気になる男性尿漏れのはなし」をスライドをとおして講話しました。

 

男のまちの保健室

 

男のまちの保健室

 

そして、学生たちは尿漏れ防止のための簡単な体操を実演しました。

住民のみなさんは、とても熱心に男子学生たちの話に耳を傾け、説明が終わった後も熱心に質問を重ねておられました。

鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。

学長 近田敬子

地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。

理事長 山田修平