
投稿日:2017.06.07
今年度、初めての準拠点型の「まちの保健室」で、田内公民館の方が18名も参加してくださいました。学生もボランティアとして、1年生・2年生・3年生が参加し、「まめんなかえ師範塾」の方々にもお手伝いいただき、にぎやかな「まちの保健室」となりました。
今回の「まちの保健室」では、3年生が骨折予防をテーマにしたミニ講話を担当し、企画から運営まで行いました。骨折のおこり方や骨折しやすい部位を説明し、家の中で骨折を誘発する危険な場所について、寸劇でわかりやすく解説した後、環境調整と食事や運動などで骨折予防を行うことの重要性をお話しさせていただきました。最後に、参加者のみなさまと一緒に『ダイナミック・フラミンゴ体操』(写真2)を行い、継続した運動で、筋力とバランス力のアップを図りましょうと呼びかけました。
▽血圧測定
▽ダイナミック・フラミンゴ体操
鳥取看護大学
TEL 0858-27-2800(代)
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鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。
地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。