
投稿日:2018.04.02
平成29年3月21日(水)13時からセントパレスにて第2回まめんなかえミーティングを開催しました。
今年度のまめんなかえ師範塾は、第6期から8期を開講し、地域への愛情にあふれた活動意欲の高い方々が受講され、23名の修了生が誕生しました。第1期から8期まで総勢89名の修了生の方が「まちの保健室」を含むそれぞれの地域で活躍されています。
まめんなかえミーティングは鳥取看護大学でともに学んだ仲間として、さらに志同じくして地域でボランティアをしていく仲間として、助けあい、時に刺激しあい、お互いに学びあう場所として年に1回、この時期に開催しています。今回のまめんなかえミーティングは昨年に引き続き2回目の開催となりました。
△ミーティングオープニング
△ケーキと式次第
当日は鳥取県保健福祉部健康医療局 健康政策課課長の植木芳美様、倉吉市総合政策課課長の美舩誠様、まめんなかえ師範塾修了生27名、鳥取看護大学教職員13名が参加しました。土居教授が総合司会を務め、植木課長、田中響教授にごあいさつを頂戴し、会が始まりました。
△鳥取看護大学 看護学部看護学科 田中響教授 あいさつ
△鳥取県保健福祉部健康医療局 健康政策課長 植木芳美様 あいさつ
続いて、メインプログラムの座談会「いっしょにしょいな」です。鳥取看護大学・鳥取短期大学グローカルセンターの前田敦子さんに司会を交代しました。ケーキとコーヒーをいただきながら、参加者の「まちの保健室」を通した活動へのお気持ちなどを、多くの方に語っていただきました。参加者同士が共感し、時には「そういう活動もある」という刺激をいただき、一緒に活動してみたいと自然に思えるような温かく、和やかな時間となりました。座談会の締めくくりは、まめんなかえ師範塾のテーマソングとなりつつある「糸」の合唱です。5期生のギター演奏とともに参加者みなが歌い、縦と横の連携をとりながら、地域の健康という布を織りあげていくことを共有しました。
△座談会
△座談会
△座談会
△座談会
△座談会
△座談会
△「糸」の合唱
△「糸」の合唱
続いて、まめんなかえ師範の次の目標となる「ラダー制度」について、中川康江准教授より説明がありました。「ラダー制度」創設の目的は、まめんなかえ師範が地域の健康づくりリーダーとして活躍するために、自身のモチベーションの維持・向上を図ることです。
今後取り組んで行きたいと目を輝かせておられる方も多くおられました。その後、美舩様からの激励をいただき、近田学長のあいさつの最後はエイエイオー!をして、今後へと高まる気持ちがひとつになりました。
最後に、本日の記念に集合写真を撮影しました。
△倉吉市企画振興部次長 兼 総合政策課長 美舩誠様
△エイエイオー
△集合写真
△まめんなかえ師範塾1期生
△スタッフ一同
鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。
地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。