
投稿日:2017.07.06
平成29年7月1日(土)、高城公民館(倉吉市)で、準拠点型の「まちの保健室」が開催されました。大変な暑さの中にも関わらず、参加者は36名と大盛況でした。
今回は、高城公民館での準拠点型としての活動の第1回目でした。今回利用してくださった複数の方より、「準拠点型ということは、次はいつしてくれるのか」と、次の予定を尋ねていただきました。このお言葉から、今回の健康チェックの結果をこれからの健康維持の出発点にしてくださるに違いないという期待を感じました。
▽まちの保健室 活動中
この日のミニ講演は、「脳とストレスの関係」と題し開催しました。講演の前半は、3年生が、「ストレスと
上手に付き合おう!~さよなら、ストレス!~」というタイトルで、ストレス対策法を、実演付きで説明いたしました。利用者の方々は、学生たちの号令に従い、ともにストレス対策方法の体験をしてくださいました。
また、その様子を見ていた1年生から、「私たちも、2年後は先輩たちのように講演できるようになりたいと思います」と感想を話してくれました。「まちの保健室」の成長とともに、学生たちも成長していることが実感できました。
▽ミニ講話中の様子
▽3年生を見つめる1年生
次回の高城公民館の開催予定日は、9月25日です。今回ご利用くださった方の継続のご利用と、今回の機会を逃された高城地区のみなさまのご参加も、お待ちしております。
これからも地域のみなさまと、ともに成長していける看護大学生、「まちの保健室」にしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
鳥取看護大学
TEL 0858-27-2800(代)
≫「まちの保健室」の詳細はこちら
鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。
地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。