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投稿日:2018.10.26

新着情報

平成30年度第7回「まちの保健室(拠点型)」を開催しました

秋深まり、朝晩気温が下がってきた今日この頃です。平成30年10月17日(水)に鳥取看護大学で「まちの保健室」を行いました。
参加者は、21名で、そのうち1名の方が初めての参加でした。
鳥取短期大学の野津あきこ先生による「認知症を防ぐ食事」というテーマのミニ講話が初めにありました。認知症を予防する栄養素など、今までの研究でわかっていることを、クイズも交えながら、具体的に例を挙げて説明され、みなさんメモをしながら、熱心に聴いておられました。栄養素を摂ることだけでなく、メニューを考えて買い物をすることや作ることなど、日常生活で脳や体を使うことも大事なのだと、わかりました。
その後、計測と健康相談を行いました。参加者の方が、「いつも来させてもらって、身体のことがわかって嬉しいです」と笑顔で話しておられたのが印象的でした。スタッフの学生も積極的に参加者の方に声かけ、今後も、みなさんに喜んでいただけるような「まちの保健室」を行っていきたいと思います。

 

まちの保健室

 

まちの保健室

 

まちの保健室
まちの保健室

鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。

学長 近田敬子

地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。

理事長 山田修平