地(知)の拠点大学による地方創生推進事業 | COC+

ホーム > 新着情報 > 平成29年度第2回「まちの保健室(拠点型)」を開催しました

投稿日:2017.05.24

新着情報

平成29年度第2回「まちの保健室(拠点型)」を開催しました

5月17日(水)、平成29年度第2回「まちの保健室(拠点型)」を本学にて行いました。
今回のテーマは「健康と食事について」でした。
参加していただいた方は28名で、初めての方が7名おられました。

 

今年度からは3年生がミニ講話に加わり、自分たちで工夫したパワーポイントを使って、食事の際の噛むことの大切さ、唾液の役割についてクイズを交えながら話しました。唾液腺のマッサージをみんなで行い、自作のパンフレットの配布もしました。

 

1年生の学生も一緒に加わり、和やかにできたのですが、唾液のにじむ感触を得られない方もおられたようです。自分の口の中が乾いている時に試されるのも良いかと思います。また、食事の介助をされる方に対して、食事を食べさせてあげられる前に、唾液腺マッサージを行うと良いと思います。

 

今年度から、「まめんまかえ師範」の方やボランティア、学生の参加も多く、会場が狭く感じるくらいのにぎやかさです。

初めて参加した6名の方は、大学教員の講演を聞き、その中で大学である「まちの保健室(拠点型)」を紹介され、来られたとのことでした。とても楽しかったと言われ、笑顔で帰られました。

 

健康チェックでは血管年齢(予約制)、骨密度、肌年齢等、いろいろなチェックを行っています。
自分の健康状態に関心を持たれるのも大切ですが、さまざまな人とお話をする良い機会です。
学生たちとの会話も楽しんでいただける場となればと思っております。

 

次回、鳥取看護大学で開催する「まちの保健室(拠点型)」は、6月21日(水)です。
ミニ講話のテーマは、「心のトリアージ」です。
みなさまのご参加をお待ちしております。

 

IMG_1793

 

IMG_1797

 

●お問い合わせ先

鳥取看護大学
TEL 0858-27-2800(代)
「まちの保健室」の詳細はこちら

鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。

学長 近田敬子

地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。

理事長 山田修平