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投稿日:2017.09.01

新着情報

子育て支援「まちの保健室」を伯耆しあわせの郷で開催しました。

今年はお盆が過ぎても暑い日が続きます。夏バテされていませんか。

日頃育児に追われているお母さんに自分の健康にも目を向けていただこうと、鳥取看護大学の「まちの保健室」を倉吉市の乳児相談の場所である「伯耆しあわせの郷」で行っています。

今回は8月28日に開催しました。12名の赤ちゃんとそのお母さん、1名の熱心なイクメンパパも参加してくださいました。健康チェックも受けていただき、短い時間でしたが、父子の微笑ましい光景を見せて頂きました。

 

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今回はリピーターの方が3名おられました。いずれも骨密度測定の値が低かった方で、食事や運動を行うことで改善が見られました。今回初めて骨密度の測定をした方は、平均よりやや低い方が1名おられましたが、みなさん4~10か月の赤ちゃんのお母さんが多かったにもかかわらず、良い値でした。

 

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前回肩こりや腰痛を訴える方がおられたので、ミニ講話のテーマは『ゆるんだお腹を引き締めよう!』としました。肩の運動、腹筋・背筋を鍛える運動、骨盤底筋群を鍛える運動を行いました。1人参加していただいたお父さんも、お子さんをあやしながら奥さんと一緒にストレッチを行ってくださいました。お父さんのリラックスもとても大切です。ほほえまし光景でした。お父さんがんばれ!

「ストレスがたまる」「夜中起きるので熟睡感がない」と言われる方もありましたが、ほとんどの方がご主人の協力はあるとのことでした。今が一番大変な時期なので、こういった集まりで話すことでも、ストレスの軽減につながると思います。近所の方と会話が弾んでいる方もありました。育児ママ・パパにとって束の間の休息の場になれるようにしていきたいと思っております。

次回は12月26日(火)です。たくさんの参加をお待ちしています。

 

●お問い合わせ先

鳥取看護大学
TEL 0858-27-2800(代)
「まちの保健室」の詳細はこちら

鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。

学長 近田敬子

地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。

理事長 山田修平