
投稿日:2019.12.17
2019年12月10日(火)、今年で4年目となる上井公民館の「あげい健康バッチリ教室」のシリーズ最終回が鳥取看護大学にて開催されました。寒さもひとしお身にしみる朝、上井公民館からマイクロバス等に乗って到着した受講生26人は、上井公民館田中祐和館長の開会式のあいさつの後、身体計測・血圧測定・骨密度などの健康チェックを受けられました。また、ミニ講話で、お口の体操とタオルを使った身体の体操でしっかり全身を動かした後に、とりたんキッチンの食堂でバランスのとれたランチを食べて帰られました。受講生から、「お口と身体の体操を続けたい」との声があり、みなさまの健康づくりに役立つことができて、良かったです。
△バスで本学にご到着
△上井公民館田中祐和館長のごあいさつ
△ミニ講話(タオル体操)
鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。
地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。