
投稿日:2018.02.21
開学当初から本学は地域貢献活動として「まちの保健室」に取り組んできましたが、その研究発表である「第1回地域とともにあゆむ大学の実践報告会」を2月17日(土)に本学のシグナスホールで開催しました。
初めての報告会に地域住民、地区公民館・行政関係者、「まちの保健室」のサポーター「まめんなかえ師範」、学生、教職員など約150人が参加し、「まちの保健室」に各方面から高い関心を寄せていただいていることがわかりました。
午前中は近田敬子学長が「地域とともに歩む大学~地域がキャンパス~」の演題で基調講演し、午後からは9人の教員がそれぞれの研究テーマで発表を行いました。
研究発表では地区公民館や行政との連携・協働などについての積極的な意見や住民のみなさまからは「まちの保健室を楽しみにしている」「看護大学が来てくれて良かった」等の感謝の言葉もいただき、成功裏に終えることができました。
今後も地域とともに歩む大学として、継続的な活動で地域に健康を発信し続けたいと考えております。
▽基調講演の近田敬子学長
▽基調講演
▽質疑応答
▽研究発表
▽研究発表
▽研究成果のパネル展示
鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。
地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。