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投稿日:2019.03.29

新着情報

「まちの保健室」子育て支援を倉吉市保健センターで行いました!

桜の開花の知らせに春の訪れを感じる平成31年3月26日(火)に、倉吉市保健センター(伯耆しあわせの郷内)で、「まちの保健室」子育て支援を開催しました。7名のお母さん、お父さんと6名のお子さんにご参加いただきました。

鳥取看護大学における平成30年度最後の「まちの保健室」となりました。今回は身長・体重測定、体脂肪測定、血圧測定、骨密度測定の他に血管年齢を測定いたしました。血圧や骨密度の低い方が多かった印象を受けました。産後は、授乳のため鉄分やカルシウムを多く必要とします。子育て中は自分のことは後回しとなりがちですが、食事や運動、休息を心がけていきましょう。

 

 

まちの保健室

 

また、ミニ講話は「触れ合い遊び」というテーマで、発達を後押しするような触れ合い遊びを行いました。温かで優しいお母さんの手で触れられ、お話しや歌を歌って、お母さんもお子さんも、そしてお父さんも一息つけるひと時になったのではないでしょうか。
今回は鳥取看護大学の学生8名も一緒に参加させていただき、お母さん方にたくさんお話しを聞かせていただきました。「小さい子を抱っこしたのは初めて。ちょっと怖い」と言いつつも「わぁかわいい」とすてきな笑顔であふれていました。大切なお時間をいただき、本当にありがとうございました。

 

まちの保健室

 

次回の「まちの保健室」子育て支援は、5月15日(水)に、認定こども園鳥取短期大学附属こども園で開催します。この日は園のオープンデーで、血圧測定と相談を行います。どうぞお気軽にお出かけください。

鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。

学長 近田敬子

地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。

理事長 山田修平