
投稿日:2019.01.07
平成30年11月26(日)に伯耆しあわせの郷(倉吉市小田)で開催された、「くらよし国際交流フェスティバル」で、中部地区ではじめての「グローバルまちの保健室」を行いました。会場は地域の方や子供たちがたくさん訪れてくださり、ステージでのコンサートや海外の料理の販売などで賑わっていました。「まちの保健室」には、57名の方が来てくださいました。外国人の方はロシア、中国、ベトナムなどから9名の方が健康チェックに訪れてくださいました。県内の高校へ留学している学生も訪れ、看護大学の学生との話も弾み交流を楽しんでいました。
鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。
地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。