
投稿日:2018.07.13
平成30年7月1日(日)、快晴のなか、高城地区下米積自治公民館にて「まちの保健室」を開催しました。下米積自治公民館での「まちの保健室」は、昨年の開催に続き、今回が2回目でした。今年は、21名の参加があり、そのうち6割以上が65歳未満の方々の参加でした。普段は仕事などでお忙しくされている方にとっても、健康を見直す良い機会となったようでした。
「ミニ講話」のテーマは、3年生7名による「快適な睡眠をとろう!!!」でした。睡眠の質について、これからの季節に起こりやすい夜間熱中症について、睡眠をうまく取るにはどうしたらよいのかをお話ししました。学生のデモンストレーションに続き、良眠を促すストレッチを、畳にゴロンと横になりながら行う一場面もありました。
暑さも増し、寝苦しい夜が続きます。健康な毎日の生活に欠かせない『睡眠』についてみなさまと考えることができた「まちの保健室」でした。「また来年もよろしくね」と言ってくださった下米積公民館のみなさま、ありがとうございました。
鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。
地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。