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投稿日:2018.04.20

新着情報

平成30年度第1回「まちの保健室」(拠点型)を開催しました

4月18日うららかな春の日に、鳥取看護大学で開催された「まちの保健室」には、17名の方が足を運んでくださいました。17名の中のほとんどの方は常連さんでしたが、中には「今までは人と一緒に来よったけど、今日初めて一人で来ました」という方や、今春、まめんなかえ研修を終え、現場で実践するときのためにお見えになられた方などもいらっしゃいました。
今回は今春、鳥取看護大学に入学した4人の女子も授業の一環として参加し、来場された方々に笑顔でお飲み物をサービスしながら、人生の先輩方からいろいろなお話を聞かせていただきました。また、「コリの解消法あれこれ」というテーマのミニ講話の時間には、学生も来場者の方のテーブルに1人ずつ入れていただき、全員で骨ストレッチ運動を行いました。
「まちの保健室」終了後の振り返りで学生たちは「はじめは戸惑いましたが、来ていらっしゃる方々が優しい方ばかりで、緊張している私たちを和ませてくださいました」「笑顔をほめていただけたので、これからも笑顔でがんばっていきたいと思います」「私は県外から入学してきたので、この地域のいろいろなお話を聞かせていただき参考になりました」「今日の経験は、今後の自分にとっても役立つ経験だったと思います。今後もボランティア活動などに積極的に参加していこうと思います」と感想を述べてくれました。

平成30年度第1回「まちの保健室」(拠点型)
平成30年度第1回「まちの保健室」(拠点型)
平成30年度第1回「まちの保健室」(拠点型)
平成30年度第1回「まちの保健室」(拠点型)
平成30年度第1回「まちの保健室」(拠点型)
平成30年度第1回「まちの保健室」(拠点型)
平成30年度第1回「まちの保健室」(拠点型)

鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。

学長 近田敬子

地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。

理事長 山田修平