
投稿日:2018.01.09
雪がチラチラと倉吉の街を白くする季節となりました!年の瀬となってきた12月26日(火)に倉吉市保健センター(伯耆しあわせの郷内)で、「まちの保健室」子育て支援を開催しました。13組のお母さんとお子さんにご参加いただきました。保健センターでの開催は今年度最後の開催でしたが、小さいお子さんを連れて寒い中足を運んでくださり、感謝申し上げます。
いつもは自分の事は後回し!になりがちの保護者の方の健康測定をさせていただきました。「産後は血圧も体重も測っていないのでいつぶりでしょう」「主人に勧められました」などのお声が聞かれました。お子さんの健康を守るためには、お子さんを見守るご家族の健康が大切です。ご自身の健康を振り返る機会にしてもらえたらと思います。また、今回のミニ講話は「ベビーマッサージを一緒にしましょう!」というテーマで行いました。温かで優しいお母さんの手や声、匂いを感じながら、ホッと安らぐ幸せなひと時を一緒に過ごして貰えたのではないでしょうか。また、今回は鳥取看護大学の学生8名も一緒に参加させていただき、お母さん方にたくさんお話しを聞かせていただきました。「小さい子を抱っこしたのは初めて」「赤ちゃん、かわいい」と言うように、母性や小児の理解を深めていくきっかけになったと思います。本当にありがとうございました。
次回の「まちの保健室」子育て支援は、3月7日(水)に認定こども園鳥取短期大学附属こども園で開催します。
どうぞお気軽にお出かけください。
鳥取看護大学
TEL 0858-27-2800(代)
≫「まちの保健室」の詳細はこちら
鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。
地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。