
投稿日:2017.02.07
倉吉市西郷地区の下余戸自治公民館にて、出前型「まちの保健室」を開催しました。高齢者サロンの中で行う「まちの保健室」で、下余戸での開催は今回が初めてでした。
道の傍らに残雪のある中、地域のみなさんが12名ご参加くださいました。ほとんどが65歳以上の方でした。骨密度を初めて測定される方が多くおられ、お渡しした測定結果に興味を示されていました。
学生は2年生2名、1年生2名の4名が参加しました。健康チェックのお手伝いをしながら、いろいろとお話をさせていただきました。
今回ももちろん、「まめんなかえ師範」と協働する形で健康チェックを実施しました。本学で養成講座を開設中の地域の健康づくりリーダーである「まめんなかえ師範」が、これからもっと増えることを期待しています。
健康ミニ講話は、サロンとの事前打ち合わせの中でご要望のあった「高血圧と骨折予防の話」をテーマに実施しました。たくさん質問をいただけた様子から、今回の開催が、参加者自身の健康を振り返るきっかけとして少しでもお役に立てたのではないかと感じました。
下余戸のみなさん、ぜひまたお会いしましょう!
鳥取看護大学
TEL 0858-27-2800(代)
≫「まちの保健室」の詳細はこちら
鳥取看護大学が育成する人材像の一つに「地域で働くことに喜びと誇りを持つ人材」を掲げています。将来、〝地元に貢献する人材であってほしい″という願いが込められています。そして本学は、「地域とともに歩む力」を中心概念に置きながら、「向き合う力」「寄り添う力」「論理的に看護実践する力」「連携協働する力」などの看護力をはぐくむ教育方針です。地域という広がりのあるキャンパスで、住民の皆様と関わりながら、地域力に出会うことを意図した取り組みを担っているのです。この度のCOC+事業の採択により、弾みをつけて多くの関係機関と協力して学生を育て、地元定着に臨みたいと思っています。何よりも学生の笑顔と前向きな姿に出会える日々を楽しみながら、「まちの保健室」を推進いたします。
地方創生は「地域とともに歩む大学」を理念とする鳥取短期大学、また新たに創設した鳥取看護大学にとって、まさにミッションです。鳥取の若者をしっかりと心を込めて育む。彼らが、この地域の産業を、地域をより一層活気付ける。そのためには、さまざまな取り組みが必要です。従前より実施していたことに加え、文部科学省のCOC+事業の採択を機に、さらなるカリキュラムの充実、社会人基礎力の向上、インターンシップの推進、地元企業との連携強化等を図りました。いま鳥取の若者たちが躍動します。